遅まきのカボチャ

文字通りの遅まきながら、カボチャの種を蒔きました。
ミニカボチャ数種類と、去年作って好評だったバターナッツも。
今播種すると定植は6月末から7月上旬くらいで、うまく育てば8月後半から11月頃まで収穫でき、追熟や貯蔵期間も考えると2月頃まで楽しめます。

カボチャ料理といえば煮物やスープ、グラタン・パイなど冬の食材のイメージが強いですよね。
だけどカボチャは夏野菜。本来は5月に植え付けて11月頃まで収穫するのが理想なのですが、ほぼ半年の間株を維持するのも大変だし、そもそも長期間畝を専有できるほど場所に余裕がないので、西口農園では遅まきをメインにしています。

植え付け時期が梅雨のさなか、梅雨明け猛暑の頃に本格成長するスケジュールなので、カボチャにとってはかなり大変な時期なのでしょうが、そこはうまくお手伝いしながら頑張っていただくしか。
去年も同じ時期に植え付けて、半分ほどは枯れてしまいましたが残りはなんとか収穫にまでこぎつけました。
もっとも残った株の果実も鳥や獣に食い荒らされたので、ほんの少量しか採れなかったのですが(泣)。

それでも晩秋に収穫できるカボチャは濃厚な美味しさだったし、貯蔵性も高まるらしいので今後は食害対策を強化しながら育てていきます。