旬の野菜を栽培

野菜を含む食材には「旬」というものがあります。
旬はその食材が1年の中で最も美味しい時期であり、栄養価も高くなると言われています。
そして、栽培面で言えば最も育てやすい時期なのです。

春は菜の花に豆類、夏はトマト・ナス・きゅうり、秋はさつまいも、冬は大根や白菜などなど、スーパーの野菜売り場を眺めるだけでも季節感が感じられるというものです。
もっとも、日本の南北に長い地理を生かした「産地リレー」や加温・遮熱などの技術を生かした栽培、果ては海外からの輸入などにより季節に関係なく食べられる野菜が増えたのも事実です。

旬を外した野菜は競合が少なく、需要さえあれば割と高めの単価でも販売できるのでそこを狙う農家・農業法人も一定数います。
ただ、旬を外した栽培は難しく、暖房費や遮熱資材などのコストが掛かり、良品を得るためのハードルがぐっと上がります。
その上それほど美味しくない。

西口農園では「自然が育てた美味しい野菜」を皆さんにお届けすることを目的としているので、自然に逆らってまで野菜をつくるようなことはしません。
ここ京都亀岡の今の季節を感じられる野菜たちをお届けします。