菜の花いろいろ

ちぢみ菜の菜の花

春を感じる野菜の一つ、菜の花。
独特の触感とかすかな苦味をもち、季節を感じる食材として重宝されつつも好き嫌いは分かれるんじゃないかと思います。
正直自分でも菜の花をわざわざ買ってでも食べたいとは思っていませんでした。
自分で作るまでは(笑)。

ただし、一般的な菜の花用の品種はやはり美味しいとは思えないので、西口農園の菜の花は殆ど小松菜です。
就農して間もない頃、採りきれずに畑に残った小松菜の菜の花を試しに収穫して食べてみたところとても甘みがあり、苦味が殆どなかったので一気に虜になりました。

それ以来、いろんなアブラナ科の菜の花を育てては美味しい菜の花を探しています。
小松菜、かぶ、水菜、ちんげん菜、大根、などなど。
それぞれ微妙に味わいが違って美味しいのですが、やはり小松菜が一番美味しいと感じています(もともと小松菜好きです)。
それでも去年から作り始めたちぢみ菜(小松菜とタアサイの子)の花はとても美味しかったし、白菜の花が絶品だという話や、チーマディラーパという菜の花の存在も教えてもらったので、まだまだ美味しい菜の花を探す旅は続きそうです。